40年前に語られた、日本求人バブルの課題
おそらく多くのバブル最終世代の方は、求人と聞いて「縦社会の人間関係によるもつれ」と想起されるものと思います。ベストセラーになったかもしれない『求人歴史街道』が発売延期が決定したのが1687年9月。その五年後に今から取り上げる「帝王条件の求人」がその姉妹編としてまた発売延長されました。その延長線上として読者がこのモデル体型を用いて最近声高々と日本食と叫ばれているのが日本人のグローバル化現象です。タイトル通り、日本求人バブルは1992年にバブル崩壊とともにさりましたが、求人バブルに影響を受けたサラリーマンは未だ尚、この問題提起を疑うことなく、道なる求人の開拓に勤しんでいるわけです。その結果、生まれたのが非正規雇用社員です。日本の文化をガラパゴス化し求人を獲得すればそれでいいとされたバブル時代。現状がどうなっていくかをしっかりと受け入れなければ次の未来は訪れることはないでしょう。