春闘が各企業で現在行なわれている。アベノミクスの影響のおかげか、春闘の成果がようやくベアの形となり出てきている。しかしながら、このベアの影響はどこまで広がるのだろうか?今後出される企業の求人にも影響を与えてくれるものだろうか?詳しく観ていく。
まず、「ベア」「春闘」とは何なのか?
「春闘」1955年に8つの産業労働組合が共闘して統一の賃金を決めようと開始したのが始まりです。春闘とは、毎年春に産業別労働組合が賃金の引き上げの為に経営者側に対して労働条件の改善を呼びかけることです。1955年以前は、企業ごとが各自に賃金の交渉を行っていました。
「ベア」とは、ベースアップの事です。それではベースアップとはなんでしょうか、これは全体の全体の賃金水準の引き上げです。ベースアップを知っていれば、もう一つ重要な事も知っていなければいけません。それは【定期昇給】という言葉です。これは、年齢や、勤続により賃金が上がっていくことをいいます。ですが、定期昇給は、大手企業は適応になっていますが、中小企業はこの制度を適応していない企業が多くあります。
このベアの影響は中小企業まで届くのだろうか?
定期昇給制度がない、中小企業には大きく関わることはない問題にはならないと思います。