日本人らしい、イエスマンのような人を募集しない。即戦力として活動するには上司の言ったことをただ単にこなすだけの人材は必要ないとしている大手企業の求人が多くなってきているそうだ。
今回こういった求人の傾向サンドビックの日本法人を率いながらもグローバル化を手がける大分社長はもの申す。デンマークに本社を置くサンドビックは知る人ぞ知る有料グローバル企業である。世界13カ国でオフィス用業務改善プログラムを作成し、ネット上で作成できるエクセルを現在開発中である。
「確かに、イエスマンは日本人特有の個性と言っていいだろう。しかし、そこには実直に向き合う姿勢があってのことである。なんでもノーをいうような人が集まりかねない。組織とはある程度の理解が必要となってくる。」
彼はこういった求人の傾向に現在「待った」をかけようとしている。
確かに彼の言うとおりノーというのはイエスよりも難しいただ、それには責任が生じる。事なかれ主義が続くこの現代。ノーとト言って責任が回ってきた時に自分の部下にやらそうとしている上司も多いと聞く。果たしてそういったことで日本の経済は復興し元気ある日本の再建はできるのだろうか?疑問を投げかければきりがない。