SNSで暴走する若者は社会的重大性を知らない|ジョブエキスパート

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SNSで暴走する若者は社会的重大性を知らない

最近、とみに「バカッター」という言葉を聞く。思わぬ非社会的行動を写真で撮り、それを主にTwitterなどに投稿する行為のことを指したり、もしくはその非社会的行動がいわゆる「炎上」したときにTwitterそのものを「バカッター」ということもある。

どちらにせよ、事が明るみに出てしまえば待っているのは本人にとっては嬉しい結末でないことだけは確かだ。例を挙げればきりがないが、ハンバーガーショップで大量のパンズを床に撒き散らし、その上に寝て客に対する文句をTwitterで呟いた男性。有名コンビニエンスストアでアイスケースの中に入り、「寒い!www」と呟く男性。ピザ店でピザ生地を顔に貼付け、「初めて知った。ピザって息できないのな」と呟く男性。

男性ばかりではあるが、もっと共通しているのは全てにおいて若者であるということである。こういったツールを使いこなしているのかどうかは行為の結果において人の意見が別れるところではあるが、少なくとも彼らは自分の行った行動が「面白い」など称賛の言葉こそあれ、批判されることを覚悟して投稿をしているとは思えない。

しかし実際にはその投稿が明るみになった末には解雇や謹慎処分など、少なくとも「面白い」現実は待っていないのである。

この社会的重大性を背負ってTwitterやfacebookなどで仕事関連の投稿をしている人は稀であろう。しかし、確実に記録に残るテキストベースのコミュニケーションにおいて、文字はそれ以上でもそれ以下でもない価値しか持ち合わせていない。言ってしまったことが戻せないツールを使って求人や就職のことをネット上に「消せない記録」として残すのは、非常にリスクを背負った行為なのかもしれない。

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