厚生労働省関西厚生局は9日、東大阪市の「医療法人松竹梅 松永医院」が治療法集約4億8900万円を不正請求していたとして、保険医療機関の取り消しと、治療費で支払っていた3億6000万円の返還訴訟を行うことを発表するそうだ。
処分と訴訟はもうまもなくおこなわれることで、この医院は再指定が受けることができないため、保健医療ができなくなる。
発表の草案によると、同医院は2010年8月~13年6月、看護師1人あたりの月平均の夜勤時間を72時間以下にするなど、実際のキッ無実態と異なる虚偽の申請届けを行い、治療報酬の不正受給と労働基準法違反を繰り返していた。
同厚生局の調査で、実際の勤務表が明らかになり、平均労働時間が100時間を超えていることがわかったようだ。
医療法人松竹梅 松永医院は
「処分に対してはもうしなく思っているが、実際の求人を出す私達にもっと自由を与えてほしい。求人を出す際の規定が近年厳しくなってきている。このままだと人を多く雇わなくなり、経営が苦しくなる。国にも改善点があるのではないだろうか?今、国の役人は私達の現場を知らない方が多い。苦労を知ってほしい」
と記者会見を開き、詳細をもっと訴えていきたいという。