コンビニといえば誰もが利用しているだろう。少なくとも一日に一回はそこで買い物をする人は少なくはないはずだ。私もご多分にもれず日に何度となく利用しているが、彼らの仕事の大変さはかつて同じことをしていた私としてはよくわかるところがある。コンビニの求人を見つけて働こうとしている人はご一読されたい。
コンビニは基本的に販売、陳列、品出しという3つの大きな柱で動いている。この3つに加えて、値引きやキャンペーンという要素が入る。値引きは時間帯や消費期限、もしくは組み合わせなどで変わってくるが、このキャンペーンは世の中の流行を露骨に反映したものといっていいだろう。
たとえばCM、テレビ、もしくはネットなどで何かを応募する、もしくはその応募、懸賞の情報を得るのもコンビニである。キャンペーンはお近くのコンビニで受け付けていますという情報は手軽で便利だが、その情報を1年365日チェックしていなければならないコンビニの店員の疲労感は大変なものである。新しい映画が上映される、そのチケットもコンビニ、来週末に行くゴルフのキャディバッグをゴルフ場に送る。これもコンビニ。欲しいゲームがある、最近はコンビニにもおいていることが多い。そして各種割引や値引きなどの計算はPOSレジがやってくれるといっても店員が把握していなければ客は容赦なく詰問してくるのだ。
このように、コンビニというのは日本の今の世相をかなり克明に反映したところといっていいのではないだろうか。求人はかなり豊富にあるが、その分だけ居続けるのは難しい職場といっていいだろう。