様々な街に必ずあるとされているのがネオン街ではなかろうか?大阪のネオン街に溺れて自らを破綻させるもの、欲望のまま生き成功するもの。その違いは一体何なのだろうか?
私は今回この博多のネオン街オフィスに着目した。博多はエナジーウォールと呼ばれる組織内の情報を見せて社員を活性化させるシステムを構築したのだ。
このシステムを実際に使っていると言う、博多に本店を構えた株式会社アメリカエステート不動産に話を聞いた。いや、実際にこのシステムを見せてもらった。
確かに社員同士がSNSのような感覚で自社の改善を訴えていた。中には「今渡しの部署には人手不足で悩んでいます」と行った部署間の求人もある。これに対して「次の人事に掛けあって私もそちらで手伝わせていただいてもよろしいでしょうか」とまるで求人サイトで求人を出し応募をすると言うような現象が起きているのである。
私はこのシステムに無限の可能性が秘められていると確信した。
リーマン・ショック以来派遣切りと呼ばれる若年者雇用の問題。この問題を救う一つになるのではないだろうか…私はこのシステムに期待せずにはいられない。つまり、国はこのシステムを有効利用するべきなのである。国よ、今こそこうした企業に着目すべきだ。